【募集】自然災害伝承碑スタンプラリー

ユースと一緒に大阪市内の自然災害伝承碑を巡ろう

日本は災害大国。大昔から地震や津波、台風などの様々な災害がたくさんの人の命を奪ってきました。
そのたびに私たちの先人は、文字や絵画、物語、石碑などに災害の記録を残し、ずっとずっと先の時代に生まれ、生きる人たちの命を守る「災害伝承」として受け継いできました。

災害の教訓は、書物や手紙に残したり、親から子へ、子から孫へ言葉で伝えられるものも多いのですが、時の流れと共に記憶が薄らいでしまいます。特に、南海トラフを震源とする巨大地震のように、人間の一生よりもずっと長いスパンで発生する災害の教訓は、人から人へ直接伝えることが難しく、伝承、継承することが難しいと言われていました。

2019年9月1日、国土地理院が刊行した2万5千分1地形図(地図)に初めて「自然災害伝承碑」の地図記号が掲載されたのをきっかけに、日本全国にある過去の自然災害の教訓を伝える場所を明らかにし、過去の災害の教訓をより多くの人が学び、自分たちの防災に役立て、災害による被害の軽減に結びつける取り組みが広がりました。
2025年1月30日現在、「自然災害伝承碑」は、全国643市区町村に2,252基を数えます。

国土地理院「重ねるハザードマップ」

高校生防災士と一緒に、大阪市内の自然災害伝承碑を巡る
ウォークビンゴスタイルの街歩きを実施

大阪市内には8か所に「自然災害伝承碑」があります。このうち大阪市西区と浪速区にある3か所の「自然災害伝承碑」を巡る防災学習会を実施します。街を歩きながら、その場所の海抜や避難所の場所を示す標識など、防災に役立つ情報をキャッチしながら、チェックポイントを巡るウォークビンゴ形式で行います。大阪の災害の歴史や防災について詳しい高校生防災士がご案内します。

主催 自然災害伝承碑スタンプラリー実行委員会
協力 グローバルユース防災サミット実行委員会